カーキャリアと カヌーカヤック

カヌーやカヤックは大抵の場合、自分の車に積んで出かけますが、積み込み方や注意事項について。


車にソリッドな(組み立て式やインフレータブルでない)カヌーを積み込むには、トラックか、普通自動車にキャリアをつけて運びます。
ここで、シティー派な車を買ってしまった人だと、アウトドアには必須なキャリアをつけると、とっても恰好がつかないと、思われているかもしれませんが、キャリアは取り外しが可能なタイプが主流なのでご安心を。
もしレクサスにカヌーを積むような、ワイルドな人はディーラーに相談して見て下さい。
最近のRV車はシティー走行の為のRVなので,アウトドア性能が弱め、車高も高く、キャリアをつけてもカヌーの積み込みには使いずらいかもしれません。脚立は必須です。
また、高級なタイプも多いので、「車に傷が!!」という、アウトドアなら傷なんて当たり前だけど、そういう心配をしてしまう人は、ショップのツーリングなどに申し込んで運んでもらった方がいいかもしれません。


◆補助具のスタイル
カーキャリアにカヌーカヤックを積むための、補助用品の例として、 フォームパッド型、J型、V型があります。
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平積みの場合はカーキャリアだけを取り付けて、当て物をして直接ゴムロープなどで縛ってもOKです。
自分は自作で、当て物を取り外しが簡単なようなタイプで日焼け劣化のしづらい素材で作っています。1年つけっぱなしでも、劣化がないので、なかなか気に入ってます。
自作しない人は、フォームパッド型の当て物を購入してお使いになってください。
カヌーの場合、発泡ウレタン等で仮固定するのも販売されています。
より安全を求めるなら、キャリアをつけた方が良いでしょう。
積み込んだイメージ
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◆積み込み方(自己責任でお願いします。)
・平置きはボートののる側を下向きにします。
・縦置きはボートを乗せる量が増やせますが、その分危険度は高くなることに注意しておきましょう。
オプション品を使う場合は、カヌーの積み方の説明書をよくご覧になって、正しく積み込んでください。
上記の写真のオプションはV型は底の形状に合わせてあるので向きが違います。J型も平らな側に上を合わせます。(補助具によって色々なタイプがあるので、購入前や設置前に確認してください)
・キャリアの位置のバランスで、重心位置を考えて場所決めします。
車の前側に、ボートの前側を持ってくる必要はありません。

tatetumi - カーキャリアと カヌーカヤック


注意するのは スピード!!
車にカヌーを積んでることを忘れて、スピードを出して、カヌーをすっ飛ばしてしまう人がいます。
キャリアにキツキツにしばりつけたから、外れるわけがない!!と思っている人は、初心者です。
実際、多くは、キャリアごと吹っ飛んでしまう事が事故の原因です。
一般道だけでなく、高速道路では大事故の懸念も考えられます。
自分は、平置きしていますが、70km/hぐらいで、ブルブルしてくるのがわかりますので、50km/h~70km/h弱で走行しています。
地方の道路は都内と違ってスピードを出している車が多いので、煽られても、適当に道を譲ってしまいましょう。
おかげで、スピード違反で捕まることはありません。
縦置きは横からの風にものすごく弱くなります。
カーブや、トンネル出口など、大きく振られてしまう場合があるので、注意しましょう。
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車のサイズより、長くなる場合に(以前書きました、もしくはハンドブックご覧ください)反射板などを後部に付ける。
安全の為に補助用のロープで固定したり2重の安全策をとっておくのがベター。
カラビナで固定する場合はちゃんとしたやつを使いましょう。
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車のサイズと積載に関しては、初心者講座の最初の方をご覧ください。
NB.この記事の内容について自己責任でお願いします。

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