カヌーカヤックジャパン史上最強ハンドブックのヒントと PC①

ハンドブックのパワーのテコの原理について、とPC(パワーサークル)①についての考えを書いてみます。


◆てこの原理の本からのヒント
ハンドブックのてこの原理について、なぜ、野球の例えが書かれているのでしょう?
それは単に、他のスポーツでも同じように動作の原理はあるんですよと言う例で書かれたと思っている人もおりますが、もうちょっと考えると、実はこれもヒントの一部になっているのです。
それは、例えばピッチャーを想像した時に、投げる動作では、片手だけでぽーんと投げているわけではありません。
それでボールが飛ぶのは、バッティングセンターのマシンぐらいでしょう。
実際に投げる動作では右腕も左腕も、右足も左足も、全てのバランスがカギを握っているという事に着目して考え直してみてください。
それは、パドリングとつながる大きなヒントが隠されています。
◆パワーサークルのさらなるステップ
パワーサークルの基本的な考え方は、本の図の連携されるポイントについて簡単に書かれています。
この基礎動作をマスターした時に、次のステップに入るのですが、
それは、例えばパワーサークルの1番での体の連携のサークルについて、これをもっとパワフルに行える動作があるのでは?と感じ始めたら、それはさらなるレベルへ踏み込んだことになります。(相当なレベルの話なので、無意識にやっている人もいますし、理解している人もいます。…)
この問題に疑問が浮かんだ時のヒントを書いておきます。
それは本にも何度も登場している
E=MC2乗

albereinstein - カヌーカヤックジャパン史上最強ハンドブックのヒントと PC①
これが全てを解決してくれます。
迷った時にこれを思い浮かべて考えて見て下さい。
アタックとパッセでの動作はさらに難しいリズムとなることでしょう。
(シンプルイズヘベストの発想だと、リーチと回転速度とエネルギーの持続で決まってしまいます、背の高い回転力の早い人が勝つことになりますが、実際は違うことは、それだけではないという事とPCを理解していないことを証明しています。その発想の答えをしたコーチには、私がコーチ認定試験をしたらざんね~んって言っちゃうでしょう(笑))
しかし、丁寧に繰り返せば、マスターできるモーションを掴めるはずです。
見た目の動作では知らない限り見極められないでしょう。わずかな動きがそれを理解しているかの証明と、そして、内部動作(筋肉の意識するポイントなど)は全く見た目ではわからないからです。
これはハンドブックのレベルからさらに上のレベルの話ですので、まずはPCをマスターしましょう。
これを理解すれば、自ら解析をすることができることになり、急激なレベルアップにつながることは確実です。
PCの歴史はそこそこ長いものですが、現在でも諸外国で指導される項目として骨幹をなしています。
基礎なので、指導者、コーチがいれば、選手はディスカッションするべきテーマです。
えっ、そんなこと知らなくたって勝てちゃう。あなたは天才です。天才ではない人の為にコーチはいるのです。(笑) 天才=実際頭打ち 井の中の蛙ですけど。


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