カヌーカヤックでストレートランをするボート自体のバランス感覚がどのぐらい違うものなのかを、ボートメーカーの意見でのイメージ。 canoe kayak sprint race boat |
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カヤックレースでは、スピードを追求するために、横幅が狭くなっています。
そして長さも長く作られています。 縦に対してシンメトリーでならなければならない構造が規則で決められています。
安定は舟底の形状にも大きく関係します。
そこで、イメージしやすいシーカヤックなどのツーリングボートのバランス安定度を10段階で表した時に、どのぐらいの違いをイメージすればよいのかを書いてみました。
下図のボートのイメージ
一般的なツーリングカヤック
バランスレベルは10
トレーニングボート
競技者上級向けのトレーニングボートではない為幅が広めにできています。
◆長さ5m20cm 幅52cm、(62cmタイプあり) コックピットヘッドまで35.5cm
対象重量48kg~95kg
バランスレベルは6
シーカヤックレースや長距離タイプのスプリント向け
◆長さ6m40cm 、ビームは48cm コックピットヘッドまで38cm
対象重量68kg~102kg
風上からの波に対して、抵抗を少なくするように設計されている。コントロールしやすい。フラットな水面により強い
バランスレベルは5
レース向け
◆長さ5m20cm 幅43.8cm、ビームは50cm コックピットヘッドまで32.4cm
対象重量57kg~93kg
より軽量にした競技用です。ー
バランスレベルは4.5
レース向け
◆長さ5m20cm 幅45.7cm、ビームは53cm コックピットヘッドまで32.5cm
対象重量68kg~102kg
競技用です。丸みを帯びた中心部からエンド部分はV系のスタイル。オールラウンダー系
バランスレベルは3.5
スプリント競技向け
K1競技用 カヤックソロ
◆長さ、幅競技規格限界
対象重量70kg~90kg
バランスレベルは1
タンデム艇(ツーシーターでも同じ、4シーターでレベル2)
C1競技用 カヌーソロ
◆長さ、幅競技規格限界
このタイプは気持ち安定感のあるタイプがあるがそれでも2ぐらい、競技者でなければわからないレベル。
対象重量70kg~90kg
バランスレベルは1
タンデム艇(ツーシーターでも同じ、4シーターでレベル2)
メーカーの所属選手などからの調査を分かり易く表現した形ですので、イメージとして感じていただく程度のレベル指標です。
kayak pro http://www.kayakpro.com/racing-kayaks/content/zazzzu.html [/overrule]