レース艇などのカーボンボートでは、シートが別売りだっり、セット売りでもシートは固定されていない。
それは身長などによって座る位置が違うので、本体側の取り付け位置にそのままつけてしまうと、体の大きい人はボートに乗り込めなくなってしまう。日本のカヤック自体海外のメーカーのサイズでできているのですが、170cm以上の方は後方にずらす必要があるでしょう。、シートの位置は大切ですので納得いく位置で取り付けるには自分でやったほうが文句ない。
販売店任せで工賃を払い、しっかりやってもらっても良いですが、海外で買ったボートは自分でやるか、高いお金を払って取り付けてもらうが適当覚悟かのどちらかです。 今回はスラロームレース艇にシートを取り付けます。どのように取り付けるのかは、自分なりのやり方を紹介します。 |
How to install a seat of kayak.
Comment est-ce que j’installe siege de kayak.
まず、シートの位置を座って合わせます。 何度か座り直し膝の位置などを確認して、出入りが可能かもチェックして位置決めをします。 |
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シートにマスキングテープを貼り、本体のエンド位置からの距離を確認します。 (ここで注意すべきは本体のシート取り付けべらが両側同じサイズで作られていない可能性があると言う事。本体に直角にシートが決まるようにしましょう) |
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もちろん、シートの取り付けしろも左右違うことがあるので注意。 外国ものは特にこの辺は気にしてサイズを計りましょう。 |
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穴をあけます。マスキングテープの上からエンド位置の印をつけて、水平線を書きます。その中心にネジを配置する位置を計り目印をつけます。 その目印で両側穴をあけます。 |
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あけた穴にネジが入るか確認しておきましょう。サイズの違う穴をあけても意味が無いのでww | |
本体側のべらにマスキングを貼ります。 マスキングはドリルで穴をあけてもバリが出ないようになるのでしっかり貼りましょう。 2段ぐらい貼ります。 |
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本体側のべらに穴の位置をトレースします。 もちろん穴の中から シート幅はこの設置位置よりせまめにできているので、一気に両側施工しないようにします。 |
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ドリルで穴開け |
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マスキングテープをはがすと、 穴がきれいにあいてます。 (ドリルの歯が切れるヤツを使ってください。樹脂もOKタイプで) |
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片側にネジを止めて取り付けたら、反対側の穴あけをします。 完成です。 |
マスキング位置に印をつけてあけると、幅を広げた時にずれてしまう可能性があるので、エンド位置だけ合わせてぴったり幅を合わせて、穴をあけた位置から、ドリルを通してあけてしまえば、穴の位置にネジが入らないことは無いでしょう。 シートがまっすぐになっているか確認してから穴あけです。 最後に、ねじの後ろの雌ねじをペンチで抑えてドライバーで増し締めをします。 |
今回使った工具はこれだけ。 ネジはステンレスの6mmトラスタイプ(ヘッドが丸い) 雄ネジとワッシャーと雌ネジ付2ケ一袋で150円×2こ 6mmのドリルの歯が無かったので、サイズ色々入っているセットを買うしかなかったw |
自分流のやり方です。時間的に2,30分あれば丁寧にできるでしょう。
ぴっちり決まって、膝もガードにぴっちり、シート乗り降り位置も丁度良い。もとのべらに出てるところだと狭くて乗り降りできないのです。
後方にのけぞっても余裕です。
NB:ご自分で行う場合は自己責任で考え行ってください。(もちろんいつものごとくこのサイトでは一切責任を取りませーんあしからず。)