この記事を書いたのは令和7年5月末
中居氏が女性アナウンサーとのハラスメント問題があったのではないかと言う事態にフジテレビが女性アナウンサーに接待を強要し、また性的行動を含んだ罠を仕掛けてタレントに女性を貢いでいたという慣習がずっと行われてきたのではと言う大問題に発展し、第三者委員会が調査を終え、公表した。
最初に感じたのは、多くのメディアがこの中居氏をネット記事にしていたが、その内容が中居氏に非がある事が確定しているような書きぶりであったこと。そして第三者委員会の調査結果の内容がきわめて眉唾と感じさせるものであったがそれを肯定しつづけていることである。
民事事件では、裁判までは発展せず、中居氏と女性アナは、示談が成立し、内容の公表を行わないことも条件に含まれている。
刑事事件として裁判で有罪判決が出ているわけでは無いこと。
示談したことは公証の届けがあるはずであり、内容は裁判結果と同等の意味を持つ。
第3者はこれについて当事者適格を持たないために、裁判を起こすことは出来ないる。
これが、中居氏が女性アナを性的暴行したという、憶測を裏付けるものは表だって存在しないと言う理由であ。
メディアのネット記事は憶測であり、すべて人権侵害を訴えられる可能性をもつ。
記事の不特定多数への公表は、名誉毀損やそれを超えれば人権侵害の対象となるわけであり、メディアの記事を書いたものや、それを配信したプラットフォーマー達は、閲覧数において相当の損害賠償や慰謝料を含む納得のいく対応が求められる可能性をもち、裁判をも否定できない。
第三者委員会の調査についての信頼性は、意味が分からない。
示談によって内容の公表を行えないことがあるのにもかかわらず、違反的な行為を肯定している。
裁判以上の調査能力を持たないにもかかわらずである。
想像と、裏付けのない、当事者適格の無い人達の言葉を正統な聴取内容と考えることはできない。
完全に、問題のすり替えである。
フジテレビは、女子アナをタレントに貢いでいたことが常習化された慣行として長期間続けられていたことが人権侵害、女性蔑視に当たるとされることを、調査として答えていない。
中居氏に女性へのハラスメント行為があったという予測(実証できない)で悪いのは中居氏であり、フジテレビでは無いとした調査結果の公表であるわけで、フジテレビが、その慣習をおこなったのが1人のディレクターの名前しか挙がっていないことが、調査結果の精度がとても低いものであることを示している。
常態化していれば、その波に乗っているものはそれ相当の数がおり、役員が知らぬ存ぜぬですむ話では無く、いわゆるトカゲのしっぽ切りという対応で逃げようとしているのが見え見えである。
今後、中居氏は人権侵害や名誉毀損でフジテレビを訴えることができるだろう。
公告の損害賠償などの契約内容は不明だが、金銭とプライド、世の中へのえん罪を受ける者の立場を嘘でつぶされるわけには行かないと感じるならば、それは行われることになるだろうと感じている。