エルカミニートデルレイって知っていますか？

スペインのマラガ県アロラにあるグアダルオルセ川沿いの岸壁にある小道。
スペイン語で「王の小道」という意味だそうです。

これが恐ろしい。
鉄さびした補強桟は４５度で岩の板を支えていますが悪化しすぎた状態でさらに割れまくった岩板
サポート用の岸壁に張られたワイヤーがあるが、それ自体信用ままならない。手すりは原型のほとんどが無くなっているそうです。
その上に道幅が小道などと、のんびりしたものではなく、肩幅程度の平均台のような地獄への通り道のような様相。

El Camino del Rey

 

１９０１年から１９０５年間に作られたもので、発電所とChorro Falls滝と Gaitanejo Falls滝の間に設けられています。
もう１００年以上前に作られたこの道は幅約１m高さは川面から１００ｍ以上。１．８マイルの距離（約３km）

スペインの国王だったアルフォンソ１３世も通りました。
１９２１年にダムが完成してからはほぼ使われなくなってしまいました。
落石落岩で死亡者も出ており、政府は２０００年に通行禁止にしていました。
しかしハイカーたちは休暇に危険なスリルを求めてやってきていました。
それから１４年・・・。
スペインのアンダルシア州自治政府では700万ユーロ投じて道路を整備し直してこのほど２０１５年３月２６日に開通したのです。
新しく改修された道の動画

オフィシャル
http://www.caminitodelrey.info/es/#2

http://thrillseekersanonymous.com/2014/04/18/el-caminito-del-rey/