LE FOCH

パリの中近東風の女性

ストレンジカインドオフウーマン

近くの道で何人か見かけたがまさか店の中まで入ってくるなんて正直びびった。
それはマクドナルドでフランス流行のセットと頼んで地下のテーブル席へ行ったときのことだった。
風貌は宮崎はやお風に言うと顔なし。
黒装束に手と顔だけ出している。
その中の一人の女が地下にやってきたのだった。
やや子太りの160cmぐらい。
顔はやや日焼けした中近東系だ。 隣はイギリス人の女の子2人組、
前はフランス男子学生2人
まず、その女は店内を見回して、ゆっくりとイギリス人女性に近づいた。
(何故イギリス人かというと英語で会話していたから、この辺で英語話すのはアングレしかいない。)

SANYO DIGITAL CAMERA

黒装束の女は何も喋らない、ゆっくり近づいて二人の女性の前で、
これまたゆっくりと手のひらを上に向けてその子達の前に差し出したのだった。
なんなのだ?
これは知り合いなのか、
いや知り合いの訳が無い!
時間にして1分ぐらい、かなり長い間だ、
(。 ̄x ̄。) …(。 ̄x ̄。)

何かあったら助けようと思っていたが、
無視し続けて何とかやり過ごしたようだ、
MAIS、次のターゲットはフランス男児
同じようにまた手を差し出した、大学生っぽいが固まってしまったようだ。
(´□`;) (´□`;)

お金をくれ!と手を差し出しているのはもう分かった。
また一分ぐらい過ぎた、
こんどはそう、僕のところだ、ψ(`∇´)ψ同じように手を差し出した。
どうする?

とっさに浮かんだのはフライドポテト手に乗せてやろうか!と
思ったが外国人は冗談が冗談ですまなくなる可能性があるので、
NON!と追い払った。
その中近東の女は僕を最後に階段をゆっくりと上っていった。
イギリス人女性がこっちを見ている、
とっさにWHAT IS THAT!?
といいかけたがやめた。
もう地下にいる僕らの雰囲気は同じ空気なのだ。
言わずとも知れた仲ってのは、違う国の知らない人たちでもあるんだなーw。

モバイルバージョンを終了